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2009年12月30日水曜日

ウィルコムの件でKDDIは慎重なのさ

 原口一博総務相がNTT再編に慎重なのは当然。

 総務相の副大臣はNTT労組出身とくれば、民主党がNTTの肩を持つのは当たり前。その前にどの業界に限らず選挙に勝つためには利用するし、反発する組織にはお灸をすえるのが民主党。NTT再編論議はたな晒しの先送りでしょ。


 KDDIの小野寺社長はインタビューで「国民の皆さんがNTTの組織を今のままで良いというのなら、それも一つの方向性だ」(小野寺社長)と慎重な姿勢

 KDDIの姿勢には他の要素もあるんです。

 KDDIと言えば、稲盛和夫氏。すでに知れ渡っていることですが、この人はオザーリンの応援団長ですね。


 そんでもって、ウィルコムの取締役最高顧問。


 資本構成も、京セラとKDDIで40%ですね。そのウィルコムは事業再生ADR



 ということで、KDDIは民間会社でありながらNTT再編を総務省には強く出れない。で、総務省はNTTになんらかのプレミアムと言うことになれば、これはこれは民主党支持者が毛嫌いしていた自由民主党政権時と同じ構図。




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