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2008年5月20日火曜日

なんだかちぐはぐな

基礎年金、税方式なら消費税3.5―12%上げ必要・社会保障会議(NIKKEI NET)

 政府の社会保障国民会議は19日の雇用・年金分科会で、年金制度改革に関し、基礎年金部分を現行の社会保険方式から財源を全額税でまかなう「税方式」に移行した場合の財政試算を公表した。2009年度から移行する場合、消費税換算で必要な税率の引き上げ幅について、3.5―12%まで4通りを示した。政府が税方式も念頭に置いた長期試算をまとめたのは初めてで、社会保障や税制をめぐる改革論議が加速しそうだ。

消費が落ち込むなかに消費税UPの布石でしょうか。基礎年金の件は難しい問題だと思います。今でも年金保険料を払ってないのに年金を支払えといっている人がいるのに、全額税方式にすればこの要求はさらに声高になってくるでしょう。

このような懸念ももちろんですが、年金保険料約1953億円を投じて全国に13か所作ったグリーンピア。それを各市町村へ譲渡。その売却総額はわずか約48億円ですよ。そして13か所のうち8か所は歴代厚生大臣の地元であったことなどから、当然建設利権などもあっただろうと想像するわけです。それらの責任はいったい誰がとったのでしょう?このような本質的問題をほったらかして、国民にけつを拭かせることはぼちぼち終わりにしませんかね。

消費税UPの試算をしているかたわらで、道路財源一般化を当て込んだ厄人の予算ぶんどり合戦が始まっているようです。二つの記事を読むと、なんだかちぐはぐな気がするのは私だけ?

「道路財源」争奪火ぶた・「骨太08」へ各省、一般化当て込む(NIKKEI NET)

 政府が6月中旬にもまとめる「骨太方針2008」をにらんだ省庁間の駆け引きが本格化してきた。財政制度等審議会(財務相の諮問機関)は19日の会合で、教育や政府開発援助(ODA)などを巡る09年度予算編成のあり方を議論、歳出要求を強める各省庁をけん制した。道路予算の一般財源化を当て込んだ予算増への期待が高まるなかで、財務省は11年度の財政健全化目標を盾に防戦を強いられている。

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